INTERNATIONAL NETWORK OF MUSEUMS FOR PEACE
INMP Coordinators Bulletin
INMP Coordinators Bulletin
May 2022 • Issue #22.02
ENGLISH | 日本語
お知らせです! 「ピース・ヘリテージ(平和遺産)」をテーマとしたウェビナーを2022年6月1日に開催します。
新しいグローバル・ウェビナー「平和遺産か戦争遺産か」では、専門家が、平和のための博物館における文化遺産の仕事と平和構築の関連性について議論します。 日本時間では、6月1日(水)の21時から23時開催です。登録リンクはこちらです⇒
https://bit.ly/PeaceHeritage. 言語は英語で行います。事前に日本語の資料をできるだけ用意します。事後に録画を観ることもできます。
ウェビナーのポスターは英語ですので、内容の翻訳を以下に記します。
スペシャルウェビナー「平和遺産か戦争遺産か?」
2022年6月1日 日本時間21-23時
申込みページはここです https://bit.ly/PeaceHeritage
3人の専門家をお招きし、平和遺産の実態について考えていき、以下のような問いについて考えていきます。平和遺産とは何か?戦争にまつわる記憶は、平和遺産とどのように関わっているのか?平和のための博物館はどのように平和遺産を展示しているのか?未来の世代はどのように平和遺産を学び、広めていくのか?
パネリストの紹介
「文化遺産と平和構築を結ぶ平和のための遺産の活動」
イスバー・サブリネ氏
シリアの考古学者で、専門は文化遺産管理。紛争時の文化遺産保護に関するプロジェクトや研究に携わってきた。現在、国際NGO「ヘリテージ・フォー・ピース」の会長兼共同創設者。中東・北アフリカの難民・移民を対象に、文化遺産を異文化間対話のツールとして活用する社会プロジェクトを主導している。
「紛争の現場:文化遺産の保護か、平和構築のための空間か?」
マイデル・マラーニャ氏
現バケティク財団理事。独立系コンサルタントとして、ユネスコや欧州委員会などの国際機関、地方自治体、団体を対象に、公共政策に人権と非差別を取り入れることを推進する。文化的権利を専門とし、遺産に関する公共政策、権利アプローチの主流化、男女平等、社会参加などを研究・業務としている。
「対立する遺産ー平和のために?」
カーステン・パルダン・ミュラー氏
考古学者、コペンハーゲン大学で博士号取得。デンマークとノルウェーの博物館、遺産管理、研究機関において様々な要職を歴任。研究テーマは「遺産の地政学」。その目的は、紛争と平和という文脈の中で、長い歴史的プロセスがいかに文化遺産の定義、認識、利用に反映されているかについての理解を深めることにある。
ディスカッサント:ダシア・ビエホ・ロゼ氏(ケンブリッジ大学准教授 遺産と過去の政治学)
INMP Newsletter 第37号に掲載する記事を募集します。
INMP ニュースレター 第37号に掲載する記事の締め切りは2022年7月1日です。英語で、記事の場合は500字まで、イベントのお知らせは250字までです。アートワーク、詩、写真も歓迎しています。提出はこのメールアドレスにお願いします。 inmp.news@gmail.com
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国際人権博物館連盟会議(FIHRM)から、発表論文募集のお知らせ
オスロのノーベル平和センターとノルウェー民主主義と人権のための博物館ネットワークは、2022年9月に開催される国際人権博物館連盟会議(FIHRM)へINMP会員を招待します。会議論文の提出期限は2022年8月1日です。